GoogleのE-A-Tとは?専門性・権威性・信頼性の対策と12つの具体的手法

GoogleのE-A-Tとは?専門性・権威性・信頼性の対策と12つの具体的手法

SEOにおける「E-A-T」とは、専門性・権威性・信頼性の頭文字を取った略語であり、Googleが検索エンジンにおいての品質を外部の品質評価者に向けて評価方法を記載した、Google検索品質評価ガイドラインで定義されている、ウェブサイト・ウェブページの品質を評価する基準の1つです。

Googleは検索ユーザーに有害となる可能性のある低品質のコンテンツから検索ユーザーを保護するために、高度な専門知識、権威性、信頼性を示すサイトを推奨したいと考えています。

そのため、E-A-Tはウェブサイト・ウェブコンテンツのSEOを考える上で非常に重要な項目となり、すぐれたE-A-Tを実証することでSEOに役立つ可能性があり、E-A-Tが不足していることでウェブサイトの品質に悪影響を与えていることがあります。

また、Google検索では、YMYLページにおいては、高いE-A-Tが必要になることも解説しています。

以下では、ウェブサイト、ウェブコンテンツのE-A-Tを高めるための対策と具体的手法について解説していきます。

E-A-Tの専門性・権威性・信頼性の意図を知ろう

まず初めにE-A-Tで説明される専門性・権威性・信頼性の意図について説明していきます。

※以下で説明してある「メインコンテンツ」は、ページの目的を達成するのに直接役立つページの部分を指します。言葉の通りそのページのメインとなるコンテンツという理解で問題ありません。

専門性とは:Expertise

Google検索品質評価ガイドラインの中では専門性について以下のように伝えています。

E-A-Tにおける専門性とは、メインコンテンツを作成する作成者の専門的な知識を指します。また、ユーモアがあるウェブサイトの場合、専門性はそれほど重要ではありません。

専門性は、

  • メインコンテンツの作成者は、特定の分野について非常に精通していること
  • メインコンテンツの作成者は、特定の分野について非常に熟練していること

と定義することが出来ると考えます。

ただし、上記だけではGoogleが考える「専門性」を網羅しているとは言えず

  • 検索ユーザーの検索意図を理解できているメインコンテンツか
    (検索クエリに合ったメインコンテンツであるかどうか)
  • 検索ユーザーのニーズを叶えるための情報を提供ができているメインコンテンツか
  • メインコンテンツは誰にでも分かりやすく提供できているか

なども大切となり、検索ユーザーの意図を掴んだ専門的なメインコンテンツを分かりやすく執筆することが専門性と言えるでしょう。

また、メインコンテンツを作成する作成者は、そのコンテンツに対しての上記で挙げた専門性をGoogleに明示する必要があります。

権威性とは:Authoritativeness

Google検索品質評価ガイドラインの中では権威性について以下のように伝えています。

E-A-Tにおける権威性とは、メインコンテンツの作成者、メインコンテンツ及びウェブサイトの権威性を指します。また、フォーラムやコミュニティ・ディスカッションがあるウェブサイトの場合は会話の質が権威性にも関係しています。

Googleが示す「権威性」とは「どのような方やどのようなサイトが何を伝えているのか」を含めた「ウェブサイトとメインコンテンツの価値」が評価されます。また、専門の知識・技術について、その方面で最高の人、最良の運営元だと一般に認められていることです。

例えば「保険会社が執筆する保険関連の記事」と「資格もない個人が執筆する保険関連の記事」では、保険会社が提供するメインコンテンツの価値が高いことはSEOを知らない人でも明確なことであり、このような権威性が「上位表示されやすくなる」という仕組みと言えます。

信頼性とは:Trustworthiness

Google検索品質評価ガイドラインの中では信頼性について以下のように伝えています。

E-A-Tにおける信頼性とは、メインコンテンツの作成者、メインコンテンツ及びウェブサイトの信頼性を指します。
高品質のページやウェブサイトには、そのトピックについて権威性が高く信頼できる十分な専門知識が必要です。

E-A-Tにおける信頼性とは、「ウェブサイトやウェブページの情報を信頼することが出来ること、又はそのサービスを利用してもユーザーに問題ないこと」が大切だと考えられ、高いE-A-Tの評価を得たい場合は、専門性も権威性も必要になると共に、ウェブサイトの信頼性を向上させる必要があります。

例えば、「自身のクレジットカード番号をそのウェブサイトに送信しても安心できるかどうか」などが信頼性となります。

また、信頼性の欠如は、ランキングが低下する要因にもなるため、E-A-Tの中で一番対策が必要な箇所と言われています。

E-A-Tを高めるための対策

E-A-Tを高めるための対策としては、各ウェブサイト、ウェブページによって違います。

そのため、出来る限り行った方が良い対策を、専門性・権威性・信頼性に分けて説明いたします。

専門性で行う対策

E-A-Tにおける専門性の対策としては、特定の分野に非常に精通・熟練している作成者がメインコンテンツを執筆する必要があり、検索ユーザーの意図を理解した上でコンテンツを提供することが大切だと言えます。

また、専門性をGoogleやユーザーに明示するために、運営しているウェブサイトやコンテンツに対して、

  • 誰がこのコンテンツを執筆したのかをはっきりすること
  • その執筆者はどのような資格や経緯を持っているのか記載すること
  • どこに所属している、どのような専門家なのか記載すること
  • 著作者の(Wikipediaのプロフィール・ソーシャルメディアプロフィール)などのリンクをつけること
  • リンクされたソーシャルメディアにもプロフィールをしっかりと記載すること
  • 全てのコンテンツに著作者名と著作者の経歴を表示すること

以上を掲載しておくことが専門性の対策として重要だと考えています。

権威性で行う対策

E-A-Tにおける権威性の対策はとても難しく、時間がかかる作業となります。

ウェブサイトやコンテンツを運営していく上で行える対策としては以下の通りです。

  • コンテンツ又はウェブサイトがソーシャルメディアで広く共有されること
    (SNSを通じてインフルエンサーやコンテンツの閲覧者と交流を深めること)
  • メインコンテンツの作成者やサイト名などがブランド化されていること
  • 関連する権威性があるウェブサイトからのリンクを受けていること
  • 閲覧者とウェブサイトやウェブページがつながりを持てるようなサイトの構築を考えること
  • ユーザーが生成されたコンテンツを表示する場合には管理をしっかりと行うこと

ブランドの構築は、Googleのサジェストにブランド名や名前が出ることや、Wikipediaなどに掲載されることが一つの指標ともいえるでしょう。

以上の対策を運営しながら行うことが必要であり、上記で説明した専門性と共に、拡散されるウェブサイトや品質の良いコンテンツを作り上げていく必要があります。

このようなことを書くと大手企業が有利なように見えますが、実際に対策出来ていない大手企業は多く、個人や中小企業でも成功している事例はあり、上記で説明した専門性を高め続けることで、権威性が付いてくることもあります。

信頼性で行う対策

ウェブサイトやコンテンツの信頼性を高めるために、以下のチェック項目に現在当てはまっているかを確認しましょう。

  • ウェブサイトの運営者・運営企業と連絡が取れるか
  • ウェブサイトの運営者・運営企業の物理的な場所を明記しているか・関連付けられているか
  • ユーザーにアクセス可能なプライバシーポリシーを表示しているか
  • ウェブサイトのドメインが安全か(HTTPSの正しい実装)
  • 決済などを要するウェブサイトの場合、特定商取引法に基づく表記や明確な払戻し・返金などは記載しているか
  • 製品や商品を販売している場合、関連する安全上のアドバイスが商品毎に記載されているか
  • コンテンツ内に他の知識を共有している場合、その著作者の経歴や外部リンクなどを引用しているか

以上の対策は最低限行っておきましょう。

E-A-Tを高めるための11つの具体的な手法

上記で説明した内容を踏まえ、具体的な手法をご紹介していきます。

是非、実践できるものは実践していきましょう。

ウェブサイト全体のテーマをなるべく統一すること

ウェブサイトのテーマを統一することで、より専門的な記事を書くことが出来るため、E-A-Tにおける専門性を高めやすいと言えるでしょう。

勿論、ジャンルがバラバラでも専門性の高さが明示できていれば問題ありませんが運用が難しいため、テーマはなるべく絞り込むことをお勧めします。

情報が開示できる専門家にコンテンツを執筆してもらうこと

専門家にコンテンツを執筆してもらうことで、E-A-Tにおける専門性を高めることが出来ます。

専門家に求められることとしては、

  • そのコンテンツを書くために十分な経歴あるのか
  • その専門家の情報をウェブページに掲載することが出来るのか
  • 専門家が運営するSNSやウェブサイトに、コンテンツに十分な経歴が記載してあるのか
  • SNSやウェブサイトは誰が見ても、そのテーマに該当する専門家か

以上のことが求められます。

そのため、専門家にコンテンツを依頼する場合は、上記の条件を満たしているのかを確認しましょう。

補足

また、他人の知識を共有して説明する場合は、引用元の著作者の経歴や外部リンクなども記載しておきましょう。

素人にも分かりやすくコンテンツを書くこと

専門性を高めるために、資格保有者などに執筆を依頼する場合は、とても素人には分かりにくい文章となっている場合が多いと言えます。

「誰のために書いているのか」というターゲットを明確にし、なるべく素人にも分かりやすいコンテンツを作成してください。

また、素人にも分かりやすいコンテンツを作成することで、自然と説明が増え、コンテンツの文字量も増えていくはずです。

執筆した著作者情報を掲載すること

執筆した著作者情報、又は監修者情報をコンテンツの中に必ず記載することで専門性が高まります。

記載する内容としては、

  • 名前・会社名
  • 今までの経歴や実績
    (セミナーの実施履歴や執筆してる著書など)
  • SNSなどのリンク

以上の情報が最低限必要となり、執筆やセミナーなどを行っている場合はその情報も掲載しておきましょう。

また、可能であればコンテンツの著作者が誰なのかをGoogleに伝えるため、構造化データで伝えておきましょう。

補足

WordPressをウェブサイトで利用している方は、あらかじめ著作者の構造化データに対応しているテーマテンプレートを選ぶことや、「Simple Author Box」などのプラグインなどが著作者の構造化データに対応しています。(プラグイン導入は個人の判断で決めてください。)

SNSを活用して多くの人にコンテンツを広めてもらう

ウェブサイト、コンテンツの権威性を高めるために、SNSなどを活用して広くユーザーに共有されることも大切です。

具体的には、GoogleにインデックスされているTwitterやFacebook、YouTubeなどが効果的です。

時間は掛かりますが、ウェブサイトとSNS戦略はセットだと考えておきましょう。

ナチュラルリンクの強化

引用したくなるコンテンツや、SNSで紹介されるようなコンテンツを多く執筆していきましょう。

自然とつくリンク(ナチュラルリンク)を強化することで、権威性を高めることが可能です。

とても時間がかかる作業ですが、Google検索を利用する利用者にとって問題を解決することができるコンテンツをイメージして執筆しましょう。

サイト名にブランド力を持たせること

サイト名を広くユーザーに認知させることで、サイト名の検索からの流入を増やすようにしましょう。

サイトのブランド力の向上は権威性を高めることにもつながります。

  • 分かりやすいサイト名にすること
  • キーワードに入れやすいサイト名にすること
  • メディアへの掲載時は検索してほしいサイト名を入れること

以上のことを心がけましょう。

自身や自社が運営するサイト名が上位表示されていない場合は、まずはサイト名で1位となるように、サイト名での流入が増えるように強化していきましょう。

補足1:サイト名が上位表示されない場合

サイト名が上位に表示されない場合、多くのケースではトップページの情報量不足となります。

そのため、ウェブサイトのトップページを一度見直してみてください

また、同じサイト名の競合がいる場合は、コンテンツの執筆を増やしていきましょう。

補足2:サイト名で流入を増やす場合

サイト名で流入を増やしたい場合は、動画広告やCMなどが一般的には早いですが、多くの企業や個人には、なかなか手が出ないと思います。

そのため、ヘッダーだけではなく、流入があるコンテンツページにしっかりとサイト名を表示させましょう。

また、上記で説明したSNSを活用して多くの人にコンテンツを広めてもらうこと、テーマを絞ったウェブサイトの運営を行っていくこと、などが出来ていれば、自然とサイト名での流入が増えていくはずです。

コンテンツの管理と新着コンテンツの更新

特にブログページなどがあるウェブサイトにおいては、過去のコンテンツの情報が正しいか、誤字脱字はないか、リンク切れはないかなど、定期的にチェックするようにしましょう。

また、ブログなどを利用してウェブサイトに必ず新着コンテンツが更新されるようにしましょう。

SSLサーバー証明書(HTTPS化)

SSLサーバー証明書は個人情報を第三者から守るために設置される証明書であり、全ページに設定すること(常時SSL化)が必要です。

SEOにも多少の恩恵を受けられることから、HTTPS化していないウェブサイトは少なくなったと言えますが、E-A-Tにおいて信頼性を高めるためには必ず必要となります。

運営者情報の充実

  • ウェブサイト内の企業情報や運営者情報は必ず充実させておきましょう。
  • 会社名や物理的な所在地・・・全ページに表示させること
  • お問い合わせや(必要であれば)電話連絡を可能にしておくこと
  • プライバシーポリシーを記載していること
  • (必要であれば)利用規約を記載しておくこと
  • (必要であれば)特定商取引法の記載をしておくこと

以上のことが大切です。

企業と違うウェブサイトを運営している場合などは必ず、企業のウェブサイトのリンクも張っておきましょう。

whois情報の設定

Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。
(引用:JPRSより)

その情報をしっかりと掲載しておきましょう。

自身のwhois情報は「WHOIS検索」などのツールを利用して調べることが出来ます。

低品質だと思われるコンテンツを編集・削除すること

ウェブサイトを運営しており、E-A-Tに悩んでいる場合、基本的に多くのページ数があります。

とても大変ですが、上記で説明したE-A-Tの専門性の観点から、見直すことや必要であれば削除することを推奨します。

私の経験ですが、

  • 専門家が執筆していないコンテンツである場合が多い
  • 引用元がはっきりしない、根拠のないデータを掲載している
  • 情報が間違えている、又は古い

などのケースが多く見受けられます。

(実際に上記を修正したところ、飛躍的にウェブサイト全体が伸びた経験があります。)

一度見直してみてください。

最後に

特に専門性の高いコンテンツやウェブサイトを運営している方は「E-A-T」に悩んでいる場合が多いです。

「E-A-T」に悩むと言うことはSEOをある程度知っている方でもあります。とても大変ですがメインコンテンツを見直しながら解決策を見つけてください。

また、「E-A-T」を改善した場合に結果が出るまで時間がかかるケースがあります。

次のコアアップデートで飛躍的に向上する場合もあれば、徐々にPVが増えていくケースもあります。諦めずに改善していきましょう。

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