ドメインを選ぶ選定方法|ホームページ開設時のSEO対策を考慮したディレクトリ構造

ドメインを選ぶ選定方法

ホームページを新しく作成する上で、ドメインの決定方法からディレクトリ構造上でのURLのつけ方は非常に悩まれる方が多く、サイトを作成する上でも重要な構造になってきます。私自身が悩んだことをまとめて掲載しておきますので、参考にしてください。

始めに、ドメインの選択肢は大きく分けて3つほどあります。まず1つ目が「トップレベルドメインの選定(gTLD,ccTLD)」、2つ目「ドメイン名について」、3つ目が「日本語ドメインOR英語ドメインの選定」大きく分けてこの3つを考える必要があります。初めてホームページを開設される方などは、是非一通り確認をしてほしいものになります。1つ1つ解説をしていきます。

1.トップレベルドメインの選定

トップレベルドメイン

トップレベルドメインとは、ドメイン名の「.(ドット)」で区切られた一番右側をトップレベルドメイン(TLD;Top Level Domain)と呼びます。現在運営中の当サイト「SEOペコ」では「.com」がトップレベルドメインになります。取得する場合はお名前ドットコムかムームードメインを利用される方が一般的なので、分かりやすいように、金額も掲載しておきます。

ムームードメインとお名前ドットコム価格比較と意味

トップレベル
ドメイン
意味と用途ムームー
ドメイン
お名前
.com
.com商用という意味を持つ920円600円
.netネットワークという意味920円760円
.jp日本のトップレベルドメイン2,840円1,980円
.info用途の限定がないドメイン990円380円
.org非営利団体を意味する480円380円
.biz用途を商用利用に限定990円580円
.tokyo日本の東京を意味する920円920円
.nagoya日本の名古屋を意味する920円920円
.co.jpcoは商用、jpは日本を意味する2,980円2,840円
.xxxポルノを意味する9,800円

 

※基本的にお名前.comの方が安いです。たまにムームードメインも割引しているので購入する際は一度見比べた方がおすすめです。

上記が一般的に有名でしょうか。まだまだありますが、よく取得したり見かけるものを羅列してみました。では、サイトの運営上どのようなトップレベルドメインを選定すれば良いのでしょうか。

トップレベルドメインの選定方法詳細

こちらも表にまとめました。取ってほしいものです。トップレベルドメインの選定はメールアドレスにも影響があります。たとえば、メールアドレスを利用していませんが、当サイトのドメインでは「info@lab.peko.co.jp」というメールアドレスになるため、何を選ぶかは重要になります。

トップレベル
ドメイン
なぜか取得するのかの理由
.com①名前の響きは有名であること
②サイト名にしやすい
③取得率は第1位
④マーケティングしやすい
⑤企業が持っていても問題ない
⑥古くからあるドメインだから
.net①名前の響きはシンプル
②まさにインターネット
③取得率は第2位
.jp①日本のホームページに最適
②取得するのは国内に住所がないと無理
③セキュリティ度が高い
④取得率は第4位
.info①限定がないドメインだから
②取得率は第3位
.org①非営利団体を運営するなら取っておきたい
.biz①商用っぽい響きである
.tokyo①新しいモノ付きにはたまらない
②東京をターゲットにするホームページに最適だから
.nagoya①新しいモノ付きにはたまらない
②名古屋をターゲットにするホームページに最適だから
.co.jp①会社登記簿謄本がないと取得できないため
②安心感が高い
③SEO上効果も見込める
④1つの会社に1つしか取れない
⑤しっかりとしているイメージがある
.xxx①海外アダルトサイト運営上、定番。日本では微妙。

 

私は基本的に「.com」を取得します。おすすめは「.co.jp」「.jp」になります。この2つだと少し値段が高いため、「.com」をお勧めします。会社のホームページであっても「.com」で運営していてもおかしくはありませんし、海外進出したときのことを考えても「.com」は知名度も高く安定していると言えるでしょう。

ほとんど好みの問題になります。SEO上効果が見込めやすいものは「.co.jp」になります。開設するホームページに合ったものを選ぶことが一番大切です。

2.ドメイン名についての考え方

ドメイン名の考え方

ドメイン名についての考え方ですが、まず日本で取得する場合は日本語ドメインを取得するか、英語のドメインを取得するかを考える必要があります。

日本語ドメインと英語ドメインのメリット比較

日本語ドメイン英語ドメイン
SEO効果キーワードが入れば、抜群の効力を発揮する。関連する英単語、ローマ字を入れることで多少はSEOに効果がある。
SNSシェアドメインの英字表記が記号になり、シェアされにくい。通常シェアしやすい。
紹介するときドメインが英字表記になるため、メールに添付する際などはみすぼらしい。通常、スマート
汎用性キーワードを一度選定すると、経営、ビジネス等の軌道修正がしにくい。通常、軌道修正が可能
継続性サイトを長く続けていく上では、あまり続かない。通常、続けやすい。

 

決まったキーワードなどでアフィリエイトを行う場合などは、日本語ドメインは重宝しますが、継続的に行っていくのであれば、英語ドメインが最適だと言えます。

日本語ドメインを選択する方は「キーワードの調べ方」を確認していただき、市場に合ったキーワードを選定することをお勧めします。英語のドメインを選ばれる方は注意点をいくつか掲載しておきますので確認しておきましょう。

英語ドメイン取得の注意点

  • 「ー(ハイフン)」はなるべく利用しないようにする
  • 短いドメイン名にする5文字~8文字程度
  • 意味のあるドメイン名にする
  • ローマ字のドメイン名も検討する
  • 英語としてのドメイン名も検討する
  • 数字はあまり使わない方が良い

上記はSEO対策上のドメイン取得の注意点です。SEO対策の項目にある200以上ある指標の中の1つ2つなのであまり気にされない方は好きな名前のドメインを取得することでOKです。ただあまり長いとやはり見栄えの問題も出てくるので、短くシンプルにまとめた方が良いでしょう。

人気サイトのドメイン名をチェックしよう!

会社名ドメイン名コメント等
フェイスブックfacebook.comフェイスブックもやはりドットコムでした。
Yahoo! JAPANyahoo.co.jpヤフーは全世界にあるため、「co.jp」での取得ですね。
株式会社ぐるなびgnavi.co.jpこちらも会社名と連動してるので「co.jp」です。gnaviでついてますね。
株式会社クックパッドcookpad.com違う会社名から変更したために「.com」での運営です。

 

上記の4社を見ても分かるように、会社名やサービス名=ドメイン名になっていることがわかります。なるべく関連性が高いドメインを取得することが長期的に考えた上では良いのではないでしょうか。

最後は好みですね。

3.ディレクトリ構造を考える

ディレクトリ構造を考える

ここでお伝えする、ディレクトリ構造とは、1つは「サブドメイン」を選ぶべきか、「サブディレクトリ」を選ぶべきかという点になります。

サブドメインとは、例えば当サイトであれば、「www.seopko.com」とううサイトですが、「www」の部分を変更して「aaaa.seopko.com」と言うようなドメインを作成することができます。

一方、サブディレクトリとは「www.seopko.com/●●●」などの通常行われる「/」で区切る方法です。

大型のサイトを運営する場合は、非常に上記の点が悩む場所になります。少し大型のサイトを運営する、将来運営したいと思う方は下記の比較表を確認してください。

内容aaaa.seopko.com
(サブドメイン)
www.seopko.com/●●●
(サブディレクトリ)
SEO対策サブドメイン同士はあまり引き継がないトップドメインにサブディレクトリは影響を受ける
管理管理画面やワードプレスなどを利用する場合、管理が2倍になる同じ管理画面で対応が可能
構造サービスの種類が明確に違う場合は分かりやすい色々なサービスコンテンツが無数に増える場合は対応しずらい
開発違うの場合、サブドメインで分けた方が対応やすく、互換性も少ない。互換性があるので、全体の開発設計をする必要がある

 

こちらの選択も非常に悩んでしまします。サイト設計を考えない場合はサブディレクトリで突入する方が無難ですが、サイト設計を考えれば考えるだけ、悩んでしまうケースが多いです。

SEO対策上の観点から、基本的にはサブディレクトリで進めるケースが私は多いです。

Googleの検索エンジンには関係がない?

GoogleのMatt Cutt(マット・カッツ)氏の回答
Googleの検索エンジンサブドメインとサブディレクトリに関してどのような考え方で見ているのかを回答しています。

完全に英語ですね。翻訳できる方は是非考えてみてください。サブドメインとサブディレクトリは同様だが・・・違いは?Googleの考え方として、基本的に概念は一緒です。
検索エンジンの見方も一緒と言っていますが、私が色々と行っていたことで、違ったことを書き加えますので、参考にしてください。(実体験を元にしていますので、他の見解とは違うかもしれません)

■サブディレクトリだとトップドメインのSEOは引き継がれる

サブディレクトリですと、トップドメインにぶら下がった形に成ります。またまったく違うページでもサブディレクトリだとSEOのページランク・被リンクなどが引き継がれる傾向にあり、SEOだけ考えるとサブディレクトリがベストだと思います。

■似たコンテンツでサブディレクトリを行う場合の注意!

以前行ったサイトで、ジャンルがほとんど同じもので、サブディレクトリでカテゴリだけ分けてトップドメインのAという10ページ、とBという10ページのページを作成しました。狙っているキーワードは少しだけ違いますが、5つ狙っているうちの3つ違うぐらいでした。

その際に、個別にSEO(被リンク)の対策を行っていましたが、Aというページがトップを取っていましたが、アルゴリズムの変更により、Aは圏外へ・・・逆にBがAでトップを取っていたキーワードで1位を獲得してしまい、Bのページ内容の修正をくわえる形になりました。

つまり、同じようなジャンルやカテゴリだけを分けた場合などでは、サブディレクトリは少し気を遣う必要が出てきます。

■サブドメインだとトップドメインに影響が少ない

考え方によってですが、サブディレクトリで行うと、どうしても駄目なページ(パンダアップデートやペンギンアップデートにひっかかった場合)などはトップドメインに影響が出るケースがあります。影響としては、トップドメインの順位が下がったなどが上げられます。

その場合、トップドメインの方のサイトも修正する必要があるので、サブドメインで分けた方が無難な場合があります。

■決済システムが入ったショッピングはサブドメインで!

上記の概念と一緒ですが、ショッピング系のサイトは説明文が重複したり、無駄に思えるページが多かったりします。この場合はサブディレクトリではなく、サブドメインで分けた方が良いでしょう。

■LPページはサブディレクトリが効果的

LP(ランディングページ)の場合は1枚もののペラサイトと呼ばれるつくりになるため、サブドメインで作成をするとSEOの影響を受けません。そのため、少しでもSEO上、LPに効果を持たせるためにサブディレクトリで作成するケースがほとんどです。

検索の表記はディレクトリ構造には関係ない

ディレクトリ構造

上記はGoogleの検索エンジンで「Yahoo」を検索した場合に出る、検索画面です。赤枠で囲ってありまる部分はディレクトリ構造によって分かれます。運営期間が長いのとディレクトリ構造によって、出てきますが、「サブドメイン」であっても「サブディレクトリ」であっても出現に関係がありません。

Yahoo!JAPANはサービス毎に「サブドメイン」で設定しています。そのため「メール(mail.yahoo.co.jp)」「スポーツナビ(sports.yahoo.co.jp)」になっています。

考え方としては、多種多様な展開を行うYahoo!はサービス展開毎にサブドメインを採用しているのに対し、Googleはサブディレクトリの構造を採用しています。

4.サブディレクトリ構造の決定法とURL

ディレクトリ構造SEO

少し分からない方は飛ばしてもらえればと思いますが、SEO対策のためのおすすめのディレクトリ構造をお伝えしておきます。たとえば、当サイト「https://lab.peko.co.jp/」のサブディレクトリに「https://lab.peko.co.jp/qanda」というWebの質問を受け付けるページを作ります。ここで大事なことは、ページのタイトルと、URLが関連性を持つようにします。

更に、その下にブログを書いた場合は「https://lab.peko.co.jp/qanda-a」とします。

そのような形を取ることによって、「https://lab.peko.co.jp/qanda」と「https://lab.peko.co.jp/qanda-a」は同じ2階層にいますが、「https://lab.peko.co.jp/qanda」が先頭のドメインと見なされて、インデックス化が期待することができます。

上記の内容を詳しく確認したい方は一番下の書き込みにでもメッセージをください。少し説明がややこしいですね。

5.「www.」は付けるか、付けないか?

「www.」が付いているホームページと、付いていなホームページが存在します。

「www.」とはワールドワイドウェブ(World Wide Web)の略で、先ほど説明したサブドメイン部分になります。注意点としては、「www.」がついているか、ついていないか統一することが重要になりますが、サブドメインでディレクトリ構造を展開する場合は「www.」を付けておきましょう。

  • サブディレクトリで運用する場合は付ける
  • SEO対策上関係はない
  • 統一しないと2重ページになる
  • 統一させることが重要

「www.」統一方法

統一する方法は以下の通りです。ファイル名を「.htaccess」にして、FTPでホームページの直下にアップロードするだけで完了します。

URLの部分は自分で取ったURLを利用してください。

「www.」を付ける場合

RewriteEngine onRewriteCond %{HTTP_HOST} ^dakkie.comRewriteRule (.*) http://www.URL/$1 [R=301,L]

「www.」を付けない場合

RewriteEngine onRewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.dakkie.comRewriteRule (.*) http://URL/$1 [R=301,L]

分からない方はこちらもコメントを。基本的にはワードプレスなどのテーマで作成した場合はあまり考える必要はありませんね。付けない方がシンプルで分かりやすいという声も多いですね。

6.「/index.html」は付けるか、付けないか?

ドメインとは少しかけ離れますが、こちらも2パターンあります。「https://lab.peko.co.jp/」「https://lab.peko.co.jp/index.html」の2種類です。

こちらも、付けるか・付けないかでSEO対策に影響することはありませんが、統一をしていないと2重で発生してしまうため、統一することが重要です。

「/index.html」ありに統一

ファイル名を「.htaccess」で下記内容をアップロードするだけです。

Options FollowSymLinksRewriteEngine onRewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.htmlRewriteRule ^(.*)index.html$ http://URLが入ります/$1 [R=301,L]

canonicalタグも合わせて設定

少し説明を省きますが、「/index.html」をありに設定する場合は、無い方のメタタグに設定します。当サイトあれば、「https://lab.peko.co.jp/」に設定します。

<link rel="canonical" href="http://www.URL/index.html" />

 

「/index.html」なしに統一

ファイル名を「.htaccess」で下記内容をアップロードするだけです。

Options +FollowSymLinksRewriteEngine onRewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.htmlRewriteRule ^(.*)index.html$ http://URLがはいります/$1 [R=301,L]

 canonicalタグも合わせて設定

「/index.html」をなしに設定する場合は、当サイトであれば「https://lab.peko.co.jp/index.html」に設定します。

<link rel="canonical" href="http://URL/" />

canonical(カノニカル)タグとは
重複したURLを正規化(統一化)する際に使用できるタグです。

まとめ

ドメイン1つで様々な問題がありますね。これだから面白いとも言えます。追加でドメインに対してのご質問があれば、答えれる範囲内で回答、記事の追加をさせていただきます。

宜しくお願いします。