
「SEARCH ENGINE ROUND TABLE」を運営するバリー・シュワルツ氏は、2020年9月23日に、SEO変動ツールとSEOのコミュニティの中で、Google検索のランキングアルゴリズム更新の初期兆候が見られ、Google検索が変動していることを伝えました。
SEO変動ツールの「SEMRush」のデータは以下の通りです。
※記事引用元:Early Signs Of A Google Search Algorithm Ranking Update On September 23rd
(米国)9月23日に、9.0まで上昇しており、日本では9月24日に8.6まで上昇しています。
芸術とエンターテイメント | 9.3 |
---|---|
自動車および車両 | 9.1 |
美容とフィットネス | 9.2 |
書籍と文学 | 7.6 |
ビジネスおよび産業 | 9.1 |
コンピューター&エレクトロニクス | 9.0 |
ファイナンス | 8.9 |
食べ物飲み物 | 7.9 |
ゲーム | 9.0 |
健康 | 9.0 |
趣味とレジャー | 8.7 |
ホーム&ガーデン | 8.4 |
インターネット&テレコム | 9.1 |
仕事と教育 | 9.2 |
法律と政府 | 9.1 |
ニュース | 9.4 |
オンラインコミュニティ | 9.1 |
人と社会 | 8.9 |
ペットと動物 | 9.1 |
不動産 | 7.0 |
ショッピング | 9.0 |
スポーツ | 9.4 |
トラベル | 7.8 |
全体的に変動していますが、特にジャンルとしては美容やスポーツ、ニュースなので、高い変動値が出ている状態です。
その他のSEO変動ツール「Cognitive SEO」「RankRanger」「Accuranker」「Algoroo」「Mozcast」などでも同様の変動値が見られています。
また、米国のユーザーの声は以下のとなります。
とにかく、SEO変動ツールがやや急上昇しているのが分かります。
今朝、特にモバイルでシフトが見られます。
一部のクエリで奇妙で無関係な結果が表示されます。
こっちも一緒(一部のクエリで奇妙で無関係な結果)。普段よりおかしい。また、Search Consoleのダウンに関する苦情も確認しています。
最初にトラフィックが大幅に減少し70%が失われ、回復できなかったため、トラフィックの50-60%が再び失われたため、過去2日間のWebサイトに400以上の記事があり、多くのお金と時間を投資した今は何の役にも立たない。
5月5日の更新でトラフィックの50%を失った(2.4から5.7の平均ランキングから一晩で減少した。先週の時点で70%減少した(8.1の場合は平均ランク)。業界(eコマース、ゲーム)で私が見ている分母は、海外の(主に中国の)サイトが大幅に増加している一方で、すべての米国のサイトが衰退していることです。
所感・考察
日本でも起きているであろう、Google検索の今回の変動はおそらく大幅なアップデート(コアアップデート)やアップデートの兆候ではないのではないであろうか。
「2020年9月15日から17日にかけてGoogle検索の変動が続いている」でもご紹介しましたが、最近Google検索内での変動は顕著で、何かテストをしているようにも感じます。
そういった意味でアップデートの兆候ではありますが、Googleからの公式発表はもちろんないので、事実は分かりません。
コアアップデートに備えて、「GoogleのE-A-Tとは?専門性・権威性・信頼性の対策と12つの具体的手法」の対策を進めておきましょう。
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